« 防衛にまで口を出す警官 | トップページ | 警察の意趣返し »

2007.08.26

ストーカーと化す警官

  警官を防衛次官にしようとした前代未聞の女性大臣殿は、「女性射殺のストーカー警官事件」では、すれすれで命拾いした感がある。しかし防衛官僚(文官)を自衛官(武官)と勘違いした発言や、沖縄利権に絡む色々な問題が陰で囁かれている。それが原因で辞めると言い出しているのか知らないが。警官が、女性の頼もしいパートナーでないことぐらいは学習できたことだろう。

 世間では、女性を拳銃で殺害した警官の凶悪な犯罪で大騒ぎであるが、日本警察の本質を知れば、今更表面だけをとらえて騒ぐ話でもないはずであり、日本人たちは、警察が何らシビリアンコントロール(国家公安員会は名前だけで何もできない!)も効かない組織であるとを分かっているのだろうか。

 警官は、自衛隊員(防衛省職員)と違い、「背広組(文官)」や「制服組(武官)」の区別は無く、彼らは全て「文官=事務官(見せかけの^^;)」である。つまり、「制服」を着たり、「背広」を着たりと、変幻自在の変わりようで、その時々により「同じ警官」という人間が、今回の事件を起こした巡査長のように、凶悪な犯人であるにも関わらず、それを見せかけで隠し、人々を欺き変化する本質を持っている。(拾得物のネコババ(置き引き)・被害者の犯罪人扱い・犯人でありながら退職金をもらったり・犯人や容疑者などとは呼ばれない・部下の責任は拒否・談合や癒着は得意分野・・・)

 防衛大臣のご指名で防衛次官になろうとした警察官僚も、実は新潟県警本部長の経歴があり、おかしな警官という共通項がある。事件を起こした巡査長(下から二番目)と防衛次官になろうとした警察官僚(上から三番目)の階級を比べるのは、警察という組織のあり方を問題にしているので、同じ警官ということでご容赦頂きたいと思うが、防衛次官になろうとした警官の階級は警視長である。警官階級のトップから数えると、警視総監(一位)・警視監(二位)・警視長となり、第三位の階級であることが分かる。

 自衛隊の階級を、組織の違う警察の階級に当てはめるのは、おかしな警察シンパの常套手段であるが、航空自衛隊なら空将(一位)・空将補(二位)・一等空佐(三位)となり、階級の比較では、一等空佐=警視長となる。しかし、「自衛官は武官」であることから、防衛省の事務次官になることは100%なく、自衛隊を防衛省がシビリアンコントロール(※文民統制)していると一般に言われる所以である。

 よく言われる「制服を着ているから安心」などは、大いなる幻想で、特に日本の警官には当てはまらず、日本の戦後レジュームからの脱却は、この戦前の燃えカスのような警察・官僚組織を改革しない限りは、何の変化も起きないだろう。戦前も軍人が身分を捨てることなく、政治家や官僚を兼任にして、今の警察官僚並みの変幻自在で国家を操り、欧米などの連合国に戦争で破れた歴史を思い起こさせる事態である。

 このような警官・官僚達を取り込もうとする輩は、国家を危うくする人々であり、歴史に学んでいないおかしな政治家である。蔓延る彼らにすり寄ることは、情勢や格好だけの防衛大臣も、時間が過ぎれば「警察・官僚ストーカー」の被害に遭っていたことだろう。

リンク: asahi.com:女性射殺の警官、入室するなり発砲か - 社会.

警視庁立川署地域課の友野秀和巡査長(40)が飲食店従業員佐藤陽子さん(32)を射殺し、拳銃自殺した事件で、友野巡査長は佐藤さんのアパートの部屋に入ってすぐに拳銃を発射したとみられることが警視庁の調べでわかった。

リンク: NIKKEI NET(日経ネット):政治ニュース-政策、国会など政治関連から行政ニュースまで.

小池百合子防衛相は23日、防衛次官人事についてニューデリーで記者団に「急に血迷って人事に手を付けたわけではない」と自らの正当性を強調した。

文民統制をシビリアンコントロールと呼ばれるが、日本のそれは「文官(官僚)統制」であり、シビリアンコントロールとしては中途半端であり、おかしな制度であることを国民は気づくべきである。統合幕僚会議議長(自衛官の最高位)は、防衛大臣を補佐すると有るが、自衛隊の最高指揮官は内閣総理大臣であり、本来ここも補佐するべきで、防衛事務官と対等の立場の自衛官も存在しないし、また防衛省の中には、自衛官の防衛参事官すら存在しないありさまである

現時点では

自衛官<文官(官僚)<文民(防衛大臣)<文民(内閣総理大臣)

と本来有るべき姿らの

文官(官僚)=自衛官<文民(防衛大臣),自衛官<文民(内閣総理大臣)

と言った本来のシビリアンコントロールはなされていない。

追記:07/11/06

 自衛隊員の幹部にGPS携帯を持たせる話があったが、今度は警官に持たせる話が出てきている。カス警官には的確な管理方法だと思うが、国を守る人がGPSでは国防の機密も保てなくなるのではないだろうか。ストーカーするのは、警官の身内の中で、どんどんやって欲しいものである。

リンク: NIKKEI NET(日経ネット):社会ニュース-内外の事件・事故や社会問題から話題のニュースまで.

警視庁立川署の交番勤務だった巡査長(当時40)が知人女性を射殺後に自殺した事件を受け、警視庁は7日までに、全地球測位システム(GPS)付き携帯電話を使い、交番などで勤務する地域警察官の勤務状況を把握する独自のシステムを導入する方針を決めた。

追記:07/11/13

 この事件なども一ヶ月近くも経っての報道である。警察は『本人が死亡したため、調査できない』であるが、これが自衛官なら徹底的に調べるはずである。如何に警察が身内を庇っているかが分かるはずである。

リンク: 自殺したストーカー警部補の退職金、400万円割り増しへ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

警部補は、県警の事情聴取後の10月15日、自殺した。県警は当初、懲戒処分を検討したが、「本人が死亡したため、調査できない」と断念した。県警によると、死亡退職では通常、「定年退職」と同じ掛け率で退職金を算定し支給する。今回は、自発的に退職する場合よりも約400万円多い、約2000万円が支払われる見込み。

追記:09/03/08

 おかしな警官=警察官僚はいつの間にか政府の中枢にまで浸透していたようである。官房副長官にまで警官出身者がなれるようでは、亡国政府もいよいよ末期の症状を示しだしたとしか言えない。拉致問題を助長させた原因は警察官僚にありながら、何故か拉致問題の専門家のような扱われて、官邸にまで浸透し、政治にまで警官出身者が重用されるようでは、日本の政治も終わったと言わざるを得ない。

 度重なる日本の内閣総理大臣が短命の原因も、警察官僚の官邸浸透に原因があるように思えてきた。明日以降は一段と亡国への歩みが早くなりそうな感じである。

リンク: asahi.com(朝日新聞社):漆間氏の実名公表した官房長官「説明責任果たすべき」  - 政治.

河村官房長官は8日午前、西松建設の違法献金事件で「自民党側は立件できない」と発言した政府高官が漆間巌官房副長官だと明らかにしたことについて・・・

|

« 防衛にまで口を出す警官 | トップページ | 警察の意趣返し »

治安・警察・司法」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1195/16239101

この記事へのトラックバック一覧です: ストーカーと化す警官:

» [巡査長ストーカー殺人]詳細がわかるほど異常さが [BBRの雑記帳]
元々はホステスと客の関係ですから、迫ってこられても後をつけられてもむげに断り冷たくあしらうわけにもいかず、その結果どんどん危ない所へ入り込まれていったわけで、これは怖い。 巡査長が無断侵入発覚恐れ射殺か(Sponichi Annex) (元ニュースはこちら) ...... [続きを読む]

受信: 2007.08.26 18:07

» 警官による女性射殺事件はストーカー殺人 [つらつら日暮らし]
先日発生した、警官による女性射殺事件は、ストーカー殺人事件である可能性が高くなってきました。だとすれば、警察による極めて大きな不祥事ということになります。 [続きを読む]

受信: 2007.08.27 11:52

» 自衛官の火事場泥棒 [滑稽本]
中越沖地震で災害派遣の自衛官、コンビニで財布置き引き 8月21日11時49分配信 産経新聞  新潟県中越沖地震で災害派遣された自衛官が被災地のコンビニエンスストアで客が置き忘れた財布を盗んだとして、新潟県警柏崎署は21日、窃盗の疑いで、京都府舞鶴市久田美、海上自衛... [続きを読む]

受信: 2007.09.03 02:33

« 防衛にまで口を出す警官 | トップページ | 警察の意趣返し »