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2007.05.18

日本マスコミの特殊部隊

 愛知県長久手町で、薬中の元ヤクザが自宅に立てこもり、またも発砲事件を引き起こしているが、マスコミは、例の如く、投入された警察の特殊急襲班(SAT)を、「特殊部隊・特殊部隊・・・」と悲鳴なのか、懇願なのか、パニックに近い状態で盛んに囃し立てている。何度も言っているが、警察に「特殊部隊」はおかしく、マスコミの期待とは裏腹に、案の定というか、不幸なことにSAT隊員の警官が撃たれて亡くなってしまった。

 撃たれて亡くなった警官が所属していたのは、英語名で「Special Assault Team(SAT)」と呼ばれる特別攻撃チーム(特殊急襲班)でであり、マスコミなどに、「特殊部隊」などと呼ばれる軍事的な組織ではない。今回のSAT隊員が死亡した経緯は、負傷した警官を救出するために、特殊急襲班(SAT)が投入されたが、救出班を支援する形で、発砲犯人の制圧に短機関銃(サブマシンガン)を構えていたSAT隊員が、発砲犯からの銃撃を受け死亡したものである。

 撃たれた隊員が所持していた短機関銃は、銃身の先にフラッシュライトが付いた夜間や暗闇で対象物に照準を合わせるもので、当然の結果として、この様な銃器では発砲犯からは、絶好・格好の目標となる。また、SATの戦法は、狭い室内等での銃撃戦を想定しているため、密集した集団射撃の体勢をとっている。このために発砲犯からは、警官の所持した銃身にフラッシュライト(L.A.M.)の付いた目立やすいサブマシンガンに向けて発砲を行えば、必然的に、その銃弾がSAT隊員のいずれかに命中して、致命的な被害を被る結果となる。

 照準ライトを付けた目立つ銃を夜間に、それも集団密集隊形で用いるなど愚の骨頂であり、如何に警察指揮官が無能であるかを、またも示す結果となった。これが、彼らの主張する「特殊部隊」であれば、日本マスコミ用の「特殊撮影対象」としか言いようがなく、この表現が一般にも、一番理解しやい表現になり、浸透する切っ掛けになりそうだ。

 このようなマスコミや警察の無知・無能さから、自衛隊による本来の特殊部隊を、投入した方が凶悪事件の解決も早いと、世間から言われる前に、おかしなヤクザの撲滅に警察も本気にならないと、類似の事件は頻発し今後とも無くならないだろう。

リンク: 愛知立てこもり:警戒中のSAT隊員、撃たれ死亡-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ.

警察庁によると、死亡した林一歩巡査部長は、特殊部隊(SAT)の隊員で、SAT隊員が出動現場で死亡したのは今回が初めてだ。

追記:07/05/19 01:20

 おかしな元ヤクザが、ペットボトルとゴミ袋をぶら下げ投降して、事件は一件落着のようである。投降した犯人の拳銃発砲により、3人の負傷者と警官1人の死亡という大事件にしては、「ハトが豆鉄砲を食らった」と表現されるような終結劇である。こんな程度の低い事件で・・・。

リンク: NIKKEI NET:社会 ニュース.

調べに対し、同容疑者は「拳銃を使った」と話したが殺意は否認。

■関連の過去記事:

 ◆長崎暗殺も朝鮮人では?

 ◆突入劇のおかしさ(^_^;)

射撃照準用フラッシュライト:L.A.M.Laser Aiming Module

 レーザー照準モジュールと呼ばれるが、今回の事件で日本警察のSATが使用した物のは、「フラッシュライト」を利用した可視光線の照準ライトである。

参照リンク: Insight Technology, Inc. - Products.

The Laser Aiming Module is an advanced single-module, multi-function illuminator and aiming device derived from the military standard AN/PEQ-6. Attaching and detaching in only 2 seconds, the LAM is the ultimate system for providing a unique combination of a visible laser, infrared laser, infrared illuminator, and white light illuminator. Models -100, -200, -300, -400 IR laser available ONLY to law enforcement. Remote capable on all models except -400/-450.

追記:

 事件の責任は自民党の大物議員がと取るべきだろう。軍隊でもない警察を「特殊部隊、特殊部隊」と囃し立て、扇動する裏には、このようおかしな政治家の存在があるようだ。

リンク: 【野口裕之の安全保障読本】自衛隊縛る“境界線”|政策|政治|Sankei WEB.

ところが「国民に銃を向けるのか」との自民党左派の大物議員らの認識により皇居、首相官邸、国会議事堂、原子力発電所は警備対象からはずされた。法律上、自衛隊は自らの基地と米軍基地だけしか警備できない。

追記:

 とうの警官も自らを軍隊と勘違いしている節があり、警察庁が発行する警察白書にまで「特殊部隊」と銘記している。特種の誤字なのか軍事的な組織への憧れなのだろうか・・・。軍人でもないくせに、拳銃をぶら下げた行政公務員では納得がいかないようである。

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